急に飲まなくなっちゃった!
前回ミーナさんはあみちゃんに授乳中に噛まれました。
その後、なぜかあみちゃんは飲もうとしません。飲ませようとするとのけぞって嫌がるように見えます。
ミーナさんは母乳のせいではないか、あみちゃんが病気なのではないか、おなかが空いているはずなのに?と心配で頭がいっぱいです。
哺乳ストライキ、という言葉があります。
赤ちゃんがストするってイメージしづらいですね(^^;
突然母乳を飲もうとしなくなる状況を哺乳ストライキとよびます。
言葉があるくらいなので、まあまあある話です。
1歳以上の赤ちゃんはまれに突然卒乳であることもありますが、1歳になってないときはまず卒乳ではありませんので、この状況を解消するような方法を試してみます。
ちなみに1歳以上の見分け方として、卒乳の場合はしっかりごはんを食べますが、ストライキの場合は食べず機嫌もよくないといわれています。
解決のためには、その原因も考えます。
赤ちゃんはしゃべれないので、態度で何かを訴えているのかもしれません。
ミーナさんの場合は噛まれたときに大声で「痛!」と叫んでいます。これにあみちゃんが驚いてしまったのかもしれません。同じように母乳を飲もうとするとびっくりしたときのことを思い出して落ち着かないのかもしれません。
そのほかに、どこか具合が悪かったり、歯が生えたり、環境が変わったりとなにか変化が原因のときが多いようです。
お母さんが嫌だとか、母乳がよくない、ということではないので安心してくださいね。
解決法としては、さまざまなものが挙げられています。
赤ちゃんは寝ぼけていると飲むことがあるので眠そうなときに授乳したり、姿勢を変えてみたり。リラックスできるようにお風呂に入って授乳したり、スキンシップを増やしてみたり。
ここで書いたLaid-back授乳もいいかもしれません。Laid-backを辞書でひくと「くつろいだ,リラックスした」という意味だそうです。
無理強いして飲ませるとますます嫌がるかもしれません。ほとんどの場合また自然と飲むようになります。大抵は数日で終わりますが、長く続くようなら搾乳して母乳の分泌を維持する必要がある場合もあります。
参考文献:だれでもできる母乳育児 ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナル メディカ出版
母乳育児支援ブック ペリネイタルケア2009年夏増刊 メディカ出版
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません