楽に授乳する

2018年8月9日

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前回、赤ちゃんの姿勢とくわえさせかたができていれば楽な姿勢で授乳して、お母さんの身体を休めるということを書きました。文字だけではわかりにくいので、絵にしてみました。青いチェック模様の形はクッションや枕です。絵の都合上、どちらもくわえる直前の絵となっています。
左の寝ながら授乳を上から見たところです。
クッションや枕、丸めたタオルで体重を支えると楽です。赤ちゃんはお母さんとおなかとおなかでぴったりくっついています。首もねじれていません。お母さんの手で赤ちゃんを引き寄せます。これは上下どちらの手でもかまいません。必要なら空いた手で乳房を支えます。
右はLaid-back授乳という形です。横から見たところです。お母さんは座るのと仰向けの中間くらいの姿勢です。ハリウッド映画で見るようなクッションがたっぷりのステキなベッドルームならいいですね~。入院中はベッドを傾けることができるかもしれません。大きなビーズクッションはこの姿勢にぴったりです。laid-backというのはとってもリラックスした状態のことを指すそうです。やや傾けた仰向けで、赤ちゃんを乗せて重力の助けを借りて、赤ちゃんのおなかとお母さんのおなかがぴったりくっつくスタイルです。
sariの友人でこの方法で授乳をしたお母さんは「とっても楽!」と言ってました。
英語のサイトですが、

はイラストがあって参考になります。
寝て授乳することを添え乳とも言いますが、いくつか注意点があります。
お母さんが眠気を誘う薬やアルコールを飲んだりして、いつもと違う状況の場合は一緒に眠り込むのは要注意です。
そして喫煙しているときも要注意です。
赤ちゃんの上の兄弟と一緒に寝るときは、上の子と赤ちゃんの間にママが寝る、などの工夫もいります。
のページに、眠りについてのインフォメーションシートの日本語資料がありますので、参考にどうぞ。

参考文献:赤ちゃんとお母さんにやさしい母乳育児支援ガイド ベーシックコース(支援者向け)
The Womanly Art of Breastfeeding 8th La Leche League International(お母さん向けですが、英語のみ)

0-5ヵ月

Posted by sari