乳頭混乱はホントにあるの?

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ひさしぶりに、ミーナさんとレミさんといくみさんで集まりました。いろいろと話に花が咲きます。
その中で、レミさんの赤ちゃんは哺乳びんを使っても大丈夫だったので、レミさんは「乳頭混乱」は本当にあるのかしら?と疑問に思っています。
「乳頭混乱」という言葉は、母乳で育つ赤ちゃんに哺乳びんやおしゃぶりなどの人工乳首を与えたときに、母乳がうまく飲めなくなってしまった場合のことを言います。
赤ちゃんがどっちがどっち?と混乱しているのかもしれませんし、どちらかをより好きになることでお母さんの思うようにいかなくなってしまったのかもしれません。
レミさんは、自分の赤ちゃんはどっちでもうまく飲めるので本当に人工乳首は避ける必要があるのかしら?と感じています。それに対してミーナさんは、本で読んだ情報から「もしなってしまったら困るから、必要がなければ避けよう」と思っています。
母乳だけで育てたいお母さんには、人工乳首を使うと母乳がうまく飲めなくなるケースがあることは情報として知っておきたいな、とsariは考えます。
ミーナさんの言うとおり、母乳がうまく飲めなくなってからなんとかしようとするとたいへんなのです。
母乳に限らず、必要がなく避けられるリスクはなるべく避けたほうがよいですよね。
働くお母さんが増え、預けるときのために最初から両方を使って飲めるようにしたいと考える方が増えています。
sariの会うお母さんたちは今は割りと1歳のお誕生日近くなってから預ける方が多いです。そうなるともうカップで飲めますね。もっと小さくても哺乳びんの代わりのもので搾乳やミルクをあげることはできます。でも預かる人や施設から哺乳びんじゃないとダメですと言われることもあります。そのときでも預ける何ヵ月も前から練習する必要はないといわれています。
あかちゃんは賢いですね。お母さんがいると心地よい胸があるのを知っているのでガンとして飲まない子でも、いないと悟るとすんなり飲むケースもあります。
この「乳頭混乱」は参考文献によりますと、はっきりとはわかっていないようです。しかしいわゆる「混乱」してうまく直接母乳を飲めなくなるケースがあるので、搾乳やミルクなどの補足は可能な限り、カップなどを試みるべきであろう、と書かれています。
赤ちゃんがカップでのめるの?とビックリされる方が多いと思いますが、赤ちゃんは哺乳びん以外のものからでも飲めます!
参考文献:母乳育児支援スタンダード 医学書院

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Posted by sari