情報について思う事
最近のツイートをみてここにいらしてくださった方は、この人は医療従事者なんだろうなあと推測しているかもしれません。
実は、国際資格をもつ支援者ではありますが、看護師でも医師でもありません。
ふつうのお母さんですが、もともと理科系ということもあり、性格的に「根性論」や医療者から発せられた科学的根拠のない情報に疑問を持って勉強し、結局こんなところまでたどり着きました。
肝心なのは、なにがなんでも「母乳育児をすること」ではなく、「そのお母さんが納得して子どもが健康に育つ事」、です。
そのお母さんがじゅうぶんな情報をもって、バイアス(偏見)のない支援を受けることができれば、きっと満足できる決断ができるでしょう。もちろん、あとの時代になってもっといいやり方や情報がわかることもあるでしょうが、そんな風に決められたら、
「あのときの私はそのときの状況で精一杯やった。悔いなし」となるのではないかとsariは経験上感じています。
最初の子の育児のときにわからなかったことを「おさらい」しながら「最新情報も加え」、当時の私のように疑問を感じる方が調べるための一助となれば幸いです。
ここに書かれたことには参考文献をつけていますので、どうぞご自身でお確かめくださいね。
なお、「そのお母さんが納得して子どもが健康に育つ事」が大切ですので、ミルクの安全な扱い方情報も載せています。
そして、災害時には母乳で続けることができそうな母子がそのまま続けることで、ミルクが絶対に必要な子に資源が届く確率があがります。
とはいえ、災害時には個々の状況が大きく違うでしょう。できるできないを判断するのはやはりそのお母さんの状況なのだと思います。どうしてもブログやツイッターで発信されているさまざまな団体、個人の情報は「一般論」になりがちです。もし思うようにできなくても自分を責めないでくださいね。そういう意図で発信しているわけではないことを理解してもらえるとうれしいです。
こうしなさいといっているわけではなく、お母さんが選ぶための情報提供なのです。
災害時1 個々の状況について書いています。
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