お湯の温度変化

ミルクの作り方にあるように、お湯に溶かしたミルク全体を一旦70度以上に温めなくてはなりません。
とはいえ、災害時に温度なんか測っていられないと思いましたので、どんなものか実験してみました。1回だけ、外気温も高い時期ですが、sariの感想としては意外と(?)すぐにさめるんだなあ、です。
では環境です。
外気温24.2度(室内)
紙コップ2つを用意。断熱タイプではなく一般的な白い紙コップ。100mlと200mlにそれぞれ印を付ける。
お湯が沸くと笛が鳴るタイプのケトルに半分のお湯を沸かし、印までお湯をいれ、デジタル温度計で温度を測る。
測る際には、お湯はかき混ぜない、温度計のプローブは紙コップに触れないように水中をキープする。
です。
お湯実験_640
グラフはこんな感じです。
お湯結果
そもそもケトルからコップに移してすぐに温度計を入れても95度。
sariの想像よりもお湯はさめやすい印象です。
ミルクを入れてかき混ぜると温度はより下がるでしょう。手元にミルクがあれば試してみたかったですが。
そう思うと、70度のお湯で作ろうとすると、ミルク全体はもっと低い温度にしかならなさそうです。それも計算して80度のお湯で作りましょうと書いているサイトもあります。80-75度の温度帯を緑であらわしています。
100mlだと3分より前に80度になり、4分ちょっとで75度になります。
200mlだと4分ちょっとで80度、6分半で75度になりました。
沸騰したあとどれくらい置いてミルクを作れば適切なのか、この実験でははっきりしませんが、5分もおかずに調乳したほうがよさそうです。外気温が低い場合はもっと早く温度は落ちると予想されます。

災害時

Posted by sari