知識の統合とコミュニケーションについての所管
前回の更新からほぼ2カ月たちました。ちょっとアクシデントがあり、twitterで精いっぱい、という日々でした。
この2カ月に医療者に向けた情報提供や医療者からの個人的相談を受けたりする中で感じたことがありました。それは
知識は本を読んだり講演会を聞きに行ったりすることで蓄えることはできるけれど、その知識の断片をつなぎ合わせて総合的に判断することが難しい
ということです。医療従事者だけでなく、一般的な企業、もしくは知識に関することでもこれは同じだと思います。
もしかしたらこれは教育の問題なのかもしれません。
新しく得た知識をある程度「批判的」に読んでみることで、これまでの理解のと相違や、新知識の「位置」が自分の中にできるのかな、と思いました。その上で腑に落ちないところは同じ志をもった仲間と議論することも大切だなあと感じました。
さて、今までに「聞いてもらえる話し方」としてご紹介している「コミュニケーションスキル」ですが、これはたいていの人間関係に応用できます。これは後天的に学べるものであり、医療者以外にもとても役に立ちます。
普段他人の言動に同意できずにいらいらするような方(過去のsari ^^;)にもおススメです。他人の価値観に同意できない場合に、無視せず、反論なしに共感することで、よりよい人間関係を築く可能性が開けます。
ちなみにこの2カ月の間に救急隊や産科以外の看護師さんとお話しする機会がありまして、その中で共感的な言葉かけを聞きました。痛みのきつい患者さんに対応する言葉がけや、安易に「大丈夫」と言わない姿勢に、学ぶところがありました。
新鮮な経験も得て、また今後も情報を書いていこうと思っております。
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