高校までの授業で赤ちゃんについて学んでいること

高校ビジュアルワイド家庭科東京書籍24p_256
小学校~高校までの授業で、赤ちゃんについて学ぶ単元でどのように書いてあるかについて調べてみました。
といってもうちの子たちの教科書なのですが。
小学校は理科で当時5年生で出てきます。うちの子の教科書には授乳するお母さんの写真が掲載されています。教科書によっては、哺乳瓶で飲む写真のところもあったと友人から聞いています。
中学校は家庭科で自分の成長と周りの人々、というところで現在大学1年の子の中学校当時の教科書に、早期母子接触をお父さんがビデオカメラ片手に見守る写真が掲載されていました。
高校でも家庭科で育児が取り上げられています。初めてのお子さんを妊娠中の方はとりあえず読んでおくといい内容が書かれています。わざわざ育児書買わなくてもよい感じです。
実は高校の家庭科は教科書よりも副読本がとても役に立つのです。料理から洗濯から、ひととおりの家事が豊富な写真で説明してあるのです。それで、うちの子たちには一人暮らしのテキストとして副読本を持たせました。その中で、現在大学3年の子が高校に入学した時の副読本「高校ビジュアルワイド家庭科 東京書籍」の24ページを最初にあげました(著作権上心配なので、すごく小さくupしてみています) 母乳分泌のしくみが載っています。オキシトシンとプロラクチンの説明があるんです。人工乳と母乳の違いも載っていて、さらに「ミルク」ではなく「人工乳」と書かれています。
同じページの2-3カ月ごろの24時間の例はなかなかリアルです。
どこがリアルかというと、赤ちゃんはお昼は割とよく寝て、夕方からよくなくという点です。
特に23:30にママが寝ようとすると起きだし、抱っこしてると寝ているけど布団に下すと起きる状態が1時間半とか、ようやく寝たけど30分後にまた泣き、さらに抱っこでぐずぐず1時間半、4:20にやっと寝る、という状況です。
(このタイムスケジュールには授乳は「おっぱい」と表記されていますが、イラストが哺乳瓶なので混乱しそうです。)
引用します。

授乳やおむつの取り換えが3-4時間ごとにあって、すやすや眠ってくれれば楽なのだが……。

そして「どんなときに泣くか」を8つ例を挙げている中に「もうおなかいっぱい」というのがあって、おなかいっぱいになればご機嫌になるはずという思い込みを持たないように、高校生のうちから書いているのかしら、と思いました。
なかなか教科書面白いです。
参考文献:高校ビジュアルワイド家庭科 東京書籍(2011年に高校1年生だった子のもの)

所感

Posted by sari