赤ちゃんのおくち

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授乳しているところを見たことがないと、イメージがつかめないですよね。
見る機会もないし、よくわからないまま赤ちゃんが生まれてしまうということも多いようです(それは過去のsari…)
ミルクのみ人形やテレビや雑誌の赤ちゃんは大抵哺乳びんを飲んでいるので、乳首だけを「吸う」イメージをお持ちの方も多いと思います。
牛の乳しぼりは乳首をひっぱるので、人間も乳首だけをしぼれば出るのだと思っていたという話を聞いたことがあります。
実は人間の場合は乳首をつまんでもほとんど出ません。乳首だけを赤ちゃんがちゅっちゅっと「吸っても」うまく飲めないんです。それどころか乳首を痛めてしまいます。痛くなるだけならまだしも、傷がついてしまったりもします。
人によって違うので説明しづらいのですが、バストトップから半径2-5センチ?くらいのあたりを圧迫すると出ます。なんだか感触が違うあたりです。つまり赤ちゃんもそれくらいのところをくわえるようにするとよく飲めるということです。乳首を「吸う」というより乳房を「食べる」のイメージです。
ミーナさんはそんなにいっぱい口にほおばったら赤ちゃんが吐きそうになるのでは?と心配しています。
赤ちゃんは乳首を口の奥のほうまで取り込んで母乳を飲むのだそうです。
約4センチくらい口の中に取り込んでいるのだそうです(参考文献:母乳育児支援スタンダードP125)
軟口蓋といううわあごの柔らかい部分のあたりに乳首の先が届きます。そうすると痛みを感じることなく授乳できるし、赤ちゃんはたくさん飲めるのだそうです。

0-5ヵ月

Posted by sari