脅すだけじゃなくて、対処する方法もお知らせすること
さまざまに流れる科学的根拠のない情報に振り回されるお母さんたちのことが話題になっていることをネットで読みました。割とそういうのってやさしい言葉にくるんで「こうでなかったらダメです」「こうなるはずです」のような断言的な「正しさ・標準化」の表現が多く、それがその記載を外れた人にとっては苦しみを生み出すもとかもしれません。その記載を外れた場合にどうしたらいいのかのヒントや助けとなる情報がない場合、困ってしまいます。
たばこが心配 でたばこを続けつつ母乳をやめるよりも、「受動喫煙に気をつけたり、たばこを減らしたり、やめる努力をしながら母乳育児をする」ほうが健康上有益であるという話を書きました。
顕微鏡写真の紹介で書いたように、
sariの住む町には古いたばこ屋さんがあって、そこの看板がいまだに
「今日も元気だたばこが美味い」
なのです(!!)
「健康のため吸いすぎに注意しましょう」
の時代を経て、今はたばこを吸うのが明らかに健康にとってマイナスであるという内容の警告文を記載する義務があるそうです。
海外に行ったときにこんなたばこを見つけました。
妊娠中と授乳中ではまた喫煙の影響は変わってきます。これは妊娠中授乳中の人を脅すためではなく、喫煙の害を広めるためのものなのかな、と思います。害を及ぼしますよ、という言葉も入ってますが、医師や薬剤師がやめる手助けが出来ます、という表記もあります。脅すだけじゃなくてやめることに希望を見いだせる言葉があると、忠告を読む気にもなるだろうし人の行動に影響を及ぼせそうですね。
念のために、検索サイトの結果は「正確な情報」が上位にくるとは限りません。母乳育児の場合は、上位に企業などの営利の宣伝(母乳で育ててたらあまり使わないかなあと感じるグッズがあるのはなぜでしょうね)や、書き手の価値観を全面に押し出したものが多い印象を受けます。あとはバイラルメディアでしょうか。探すにしてもネットだけよりも、身近な人たちの口コミもあると世界が広がりそうです。もちろんその情報も鵜呑みにせず自分に合うか合わないかを選べることが大切です。
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