お薬

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レミさんは歯が痛くなりました。歯医者さんには麻酔をかけて処置したほうがいいと言われていますが、麻酔やその後の痛み止め、抗生物質を飲む必要があるという話で、母乳をあげてよいのかどうか心配です。歯医者さんに相談したけど、母乳との関連についてははっきりとは言われず、困っています。
イクミさんは上の子のときに、風邪をひいて病院に行ったら薬を飲んでいる間は母乳はやめてください、といわれて相当苦労したようです。ミーナさんは乳腺炎のときに、病院で医師と看護師さんから授乳を続けてお薬も飲んでくださいといわれました。
【注意】薬のことを判断するのは医師と薬剤師です。ここでは文献に基づいての引用や情報提供をします。情報の取捨選択は個人の責任のもとお願いします。
薬についてお母さんたちは、母乳=薬は絶対ダメ と思っている方も多いですね。
薬について調べるにはさまざまな情報があります。
日本語でお母さんが読んでも難しくないものとして、
「母乳とくすりーあなたの疑問解決しますー」水野克己著 南山堂
があります。
母乳育児を支援する医療者がこの本の必要なページをお母さんといっしょに読むと役立つでしょう。
インターネットでは
妊娠と薬情報センター があります。ママのためのお薬情報、というページが役に立ちます。
あいち小児保健医療総合センター にも妊娠・授乳と薬という情報があります
大分県には母乳とくすりハンドブック 2010 というものあります。
よくあるのが風邪やインフルエンザです。
NPO法人 日本ラクテーション・コンサルタント協会のインフルエンザ情報
↓ は英語を読める医療者には参考になると思います。
Medications and Mothers’ Milk  リンクは2012年度版へのリンクです。5センチくらいありそうな本です。中身はガーリックなどのスパイスから専門的なお薬まで幅広く載っています。
文献には、多くの薬は母乳育児しながら飲むことができる、とありますが、薬の内容や量にもよりますのでお医者さんと話し合うことが大切です。母乳は水道のように止めたり出したり簡単にはできないことを知らない人もいるかもしれません。お母さんが風邪で寝込んでいるときに母乳をやめると、しんどい中起き上がってミルクを作り、器具を消毒する必要があります。ぐずったときに起き上がって一緒に遊んでなだめることがとても難しいこともあるでしょう。赤ちゃんの世話や家事をしてくれる人がいないなら、横になったまま母乳をあげるほうがずっと楽だと感じるお母さんが多いようです。
出された薬を心配だからと黙って飲まないなんてすると、お医者さんは薬を飲んでいると思って治療を考えるので困った事になってしまいます。話し合って納得のできる選択をすることが大切です。
参考文献:上記参照


2016年12月24日追記
LactMed という英語のアプリもあります。
https://itunes.apple.com/us/app/lactmed/id441969514?mt=8

授乳中

Posted by sari