公共の場での授乳
ここでは授乳室以外のおでかけでの授乳について考えます。
といっても、見せびらかすように授乳するわけではありません。
ローマ法王が、泣いている赤ちゃんたちのお母さんにどう話されたのかが
ここにかいてあります。たくさんニュースになっているようですね。peopleの見出しは
Pope Francis Says Women Can Breastfeed in Church ‘Just Like the Virgin Mary Nursed Jesus’
です。
赤ちゃんが静かにしていてほしい時に声をあげて泣いてしまうと、手っ取り早い対処法は授乳することです。
飲みながら泣けませんからね。
周りの人が困らないように慎み深く授乳することができれば、見ても授乳しているとわからないようにすることは可能です。そうであれば、まず問題は起こりません。
日本は実は授乳については世界では寛容な文化に入るかもしれません。
海外では、デコルテと胸の上部のふくらみ丸出しドレスはOKでも、なぜか見えないようにしていても授乳はいけないとされる所もあります。アメリカに以前行ったときに、州によっては自分の部屋以外で授乳していると逮捕されるところがあるんです、と教えてもらいました。そして、実は連邦政府の土地や建物では逮捕されないので安全だとも。
町に貼ってある下着ブランドのポスター(もちろんモデルさんは下着姿)がよくて、授乳はなぜダメなのか?!ということで、抗議運動が起きたこともあるようです。どっちが見え方が多いかという観点に立ってみれば、あれ?という話ですよね。
授乳は単に「赤ちゃんの食事」でもあるのですが、なぜか「排泄」と同様なイメージを持つ人もおられるようです。そう感じることをどうとは言いませんが、小さいうちから赤ちゃん=哺乳瓶というイメージを持つような環境だと、そうなるのかもしれません。
以前は、歩きながらものを食べてはいけませんだとか、電車で食べちゃダメとかありました(長距離の列車は除いて)。でも今はお外で食べている姿はよく見かけます。コンビニの外なんて当たり前ですね。そんな感じで赤ちゃんもおなかすくんです、ということは、赤ちゃんが身近にいない人にも知ってほしいな、と思います。
ディスカッション
コメント一覧
以前から ブログを拝見させて頂いています。EBMに基づく内容に 何度も救われました(善意かもしれませんが、母乳育児の障害となる周囲の声)。ありがとうございます。
マナー違反かもしれませんが、自分も 公共の場での授乳は簡単と感じます。
コートやケープをかけると、子供も授乳服からササっと飲んでいます。
同行者からも「(私を見ていても、授乳中と思わないから)大丈夫」と言われます。
少し背の深いソファ席なら、レストランでも 比較的簡単です。
子供には「ママと○○だけのおっぱいだから、他の人は見ちゃダメだよ」と ずっと言い聞かせていたのもあり、もうすぐ3歳になりますが、本人も上手に飲んでいます。
自分の体験談ですが、堅苦しく考えずに、母乳育児が広まると良いなて思い、コメントさせて頂きました。
(以前のサイトより)
すずさん、こんにちは!
なんだかツイッターではいろいろな意見が飛び交っていて、子育て中のお母さんにとってはしんどい意見も多いですね。マナーってなんなのでしょうね。日本武道館に行ったときに、ロックコンサートだったら飛び跳ねてノリよくするのがマナーだろうし、大学の入学式だったら正装で静かに式典に参加するのがマナーです。レストランといっても、その場その場の状況でマナーは違ってくるから、一概にこれが正解とは言えないのではないかと思います。個人の価値観の問題もからむでしょうし。ひとつ、これが正解というのではなく、その場その場で多くの人がハッピーになる方法を見つけられたらそれでいいような気もします。
お子さんに言い聞かせてらっしゃった言葉がいいですね。禁止ではなく、ママとお子さんの約束というのが素敵だと思います。実際にわからないものですよね。私もスリングで授乳中に上からかわいい!と子どもの友達のお父さんにのぞき込まれましたが(!)、それでも赤ちゃんの口もとまでシャツがかぶさっていたから、まったく気づいてませんでした。
外で授乳してる人なんてみないし、という意見もあるようですが、たぶん気づいてないだけ?とも感じます。
これから赤ちゃんを迎えるお母さんが、母乳だと困ると前もって感じない世の中になってほしいですね。
(せっかくなので、前のブログからコメントを持ってこさせてもらいました。ありがとうございます)
Sariさんのお話 (ブログですが、私にはお話を聞いているように読ませています)は、明確な出典があり 具体的な内容なので、何か選択する際に 自分が納得して 自信を持つことができます。
本当にありがとうございます。
おかげさまで、EBMに基づきつつ、母乳の味のように なんとなく感覚的な部分も認めつつ、母乳育児を楽しんでいます。
色々な母子共にメリットはありますが、単純に我が子を抱きしめて、肌で繋がりを感じ、我が子への愛しさが増し、(もちろん一触即発のストレスは多々ありますが)育児が楽しめる範囲が増えると感じます。
その上、夏場・病気などの際の栄養水分補給や、外出時の食事、緊急時の準備などに対し、自分の身体で対応できるのは、大きな利点と感じます。
実際、旅行先で手足口病になったり、風邪などで下痢や嘔吐、夏場の外出で ごはんを食べるお店がなかなか見つからない時など、様々な場面で 母乳育児の利点と手軽さを感じました。
しかし現実は、周囲からの断乳や離乳食促進の声は多く、相手へ説明したり、自分自身が 自信を持つには、やはりEBMがしっかりしていた方が 多方面でのストレスは少なくなると思います。
ただ子供が大好きで、ぎゅうっと抱きしめて、子供とのケンカ(強く叱った後や長く待たせた後など)後を仲直りしたり、病気などの時にハラハラしないという母乳育児は、結局 私には自分が楽になれる方法なのです。
だからこそ、堅苦しく考えずに(軌道にのるまでが踏ん張り所ですが)母乳育児が広まると良いなと思います。
もうすぐ3歳の子供は、まだ母乳を飲んでいます。卒乳までは ずっと続けたいと思っています。
Sariさんに読んで頂けただけでも嬉しいのに、お返事嬉しかったです。ありがとうございます。
たくさんの利点を身をもって経験しているすずさんの言葉は、科学的根拠よりももしかしたらこれから母乳で育てようかなと思っている女性の心を打つだろうと感じます。「楽である」と感じる経験者は多いのですが、それをいうと「そんなことない」という反論がたいていされます。ここのポイントは「(軌道にのるまでが踏ん張り所ですが)」ですね!
それも知識豊かでお母さんに自信を持たせる態度で支援できる人がそばにいれば、そのハードルはぐっと低くなりそうです。
うちの娘が子どもを持つまでには世の中変わっていてほしいと思っていますが、私が出産した年齢まであと9年になってしまいました。せめて母乳育児することを「評価」されない世の中になっていてほしいな、と思います。
ありがとうございます。
I do accept as true with all of the ideas you have introduced in your post. They are really convincing and will certainly work. Noeeshelnts, the posts are very short for novices. May just you please prolong them a little from subsequent time? Thank you for the post.